内蔵冷え性について

内臓が冷える冷え性を、「内臓型冷え性」と呼びます
この内臓型冷え性の特徴は、手足はあたたかいのに、お腹(内臓)が冷たい状態になるといいます。手足などが冷たいというような自覚症状がないので、自分が冷え性であることに気づきにくいのです。
放置すると冷え性を重くしたり、冷えが原因で病気を引き起こしてしまうことがあります
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自分では気づきにくい内臓型冷え性ですが、自分が内臓型冷え性であるかは、結構簡単に調べることができるんです。

①内蔵型冷え性の診断する方法

体温計で10分間脇の下で測ってみましょう。36.3度以下のときは、内蔵型冷え性の可能性が大きいそうです。
体温計で脇の下を10分間測れば内臓の温度に近づきます。
また、お腹が冷えると下痢や便秘を引き起こし、大きな病気にかかる確率も上がっていきます。
ご自身でチェックしましょうね!

②内蔵型冷え性は、内臓の代謝を悪くする

内臓の冷えがあると、体温が下がり、35度台の領域にになっている人が多いです。
35度台の体温になると、免疫力が弱くなり、病気にかかりやすくなります。
また、内臓の冷えによって内臓の温度が1度低下すると、その代謝率が12%から15%も下がってしまうそうで、様々な体の不調を引き起こしてしまう原因になります。
③内蔵型冷え性の対策

内蔵を外から温める外からのセルフケアと、食事や運動などをして内側から温まる「内からのケア」を、継続して行うといいでしょう!

④食事に気をつける

体を温める食事を摂ることも大事です。
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からだを冷やす食べ物、つまりは冷たいものですね。
胃に入るとからだの熱を奪って、内臓が冷えます。
お肉やお魚。また香辛料なども体を温める効果が強いので上手に調理して食事をしましょう!

⑤運動をする

運動不足は、冷え性の一番の原因です。日頃から定期的に身体を動かす習慣をつけましょう!
筋肉を動かすことで体温も保持しやすくなります

⑥からだを保温する

腹巻きや靴下、重ね着などをして、からだを保温することはとても大事です。
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また寝ている間は、身体は冷えやすくなります。しっかりと温かくして休むことも、内蔵の冷え対策です。
夏はエアコンのつけっぱなしで寝ることも避けましょう。
お風呂も体を温めるためには効果があります。
ゆっくり浸かりましょう!